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2016/11/19 第29回時計技能競技全国大会 結果発表

写真:2016-11-19 第29回時計技能競技全国大会 結果発表

 11月17日から19日までの3日間、滋賀県大津市の近江勧学館で、全日本時計宝飾眼鏡小売協同組合(ジョウ・ジャパン、近藤千佳之理事長)主催による『第29回時計技能競技全国大会』(後援=厚生労働省、滋賀県、中央職業能力開発協会、(一社)日本時計協会)が開催された。
 競技は第1部門(機械式時計、クオーツ時計)と第2部門(クオーツ時計)に分かれて行われ、第1部門で優勝したのは、セイコーエプソン㈱塩尻事業所の澁井智行(しぶい ともゆき)さん(20)。第2部門も同じくセイコーエプソン㈱塩尻事業所の小池清美(こいけ きよみ)さん(19)が優勝した。
 閉会式では大会副会長を務める、ジョウ・ジャパン藪内正明副理事長が、開催協力に対する謝辞を述べるとともに、「参加者の皆さんの技術が毎年レベルアップしており、拮抗している中で、僅差による順位となったとの報告を受けています。そんな中で、入賞された皆さんは見事な成績を収めることができ、本当におめでとうございました。また、惜しくも入賞を逃した皆さんは、大会という緊張を強いられる中で、思い通りに作業ができなかったのだと思います。これからも技術に磨きをかけられるように日々努力を続け、来年の大会に参加していただけるよう期待しております。ここにおられる皆さんは、これからの日本の時計業界を支える力であることは間違いありません。今後のご活躍に期待しています。頑張ってください」と話した。
 参加者を代表し、第1部門において優勝者した澁井さんが、主催者、後援者、さらに関係団体に対して謝辞を述べるとともに、自分たちに課せられた使命の大きさを受け止めつつ、将来の時計業界のためにも頑張っていきたいと決意を述べた。
 続いて、来賓として(一社)日本時計協会の山本尚専務理事、近江神宮宮司・近江時計眼鏡宝飾専門学校校長佐藤久忠氏がそれぞれ祝辞を述べ、参加者たちの努力を称えた。
 その後、小松郁清副主査・競技委員より大会の講評、鴨下進運営・競技委員長・主査からの閉会あいさつがあり、3日間の日程が終了した。

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